1日30分を続けること 人生を帰る勉強法

「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55より

 

世の中の多くの人が勉強法について悩んでいるなかで、勉強ができる人が書いた勉強法ばかりが情報として溢れています。

この本では、効率よく上手くいく方法などではなく、地道に泥臭くやることがいかに効率がよかったのかを書いてあります。

その、地道に泥臭くが間違った道に進まないように。正しい道を歩んでいる時に挫けないように。この本はあると思いました。

 

まとめ

まず、勉強をしたいけどやる気が出ないとき。勉強の動機づけをしたいと思うが、勉強にやる気が出ない時点でやらなくていい。

自分のなりたい将来をイメージして、そのイメージに近づくためには何をしなければいけないのか。

そうすれば強烈な動機づけができる。

 

勉強の習慣を身につけるには、1日30分でいいからとにかく続けること。それ以外にないと心に刻むこと。

3日やって4日できなくても、5日目にやれたらOK。できなくてもめげずに、またやれたら自分を褒める。

無理して何時間もしなくていい。勉強が辛いと感じる前に切り上げていい。勉強=辛いと脳が覚える前に自分から切り上げる。

 

読書は購入したその日に読み始める。本を読んでもためにならなったと感じるのは、本に有益な情報がなかったか、本から有益な情報を抽出できるレベルに自分が達していないかのどちらか。

勉強の成果に一番必要な要素はこれからどれくらいの時間をかけて勉強を続けるか。
勉強を続けていると 、突然目の前に大海がひろがるように急に視界が開けて 、ものごとがよく理解できるようになったと感じる瞬間がある。ある意味 「悟り 」にも似た体験だが 、こうした現象はまさに勉強の累積効果であり、この悟りを感じるまで勉強し続けること。


 効率よく知識を吸収するコツとして 、自分が勉強したことは 後日 、誰か他の人に教えるつもりで勉強すること 。そして 、実際に覚えた知識を教えてあげると 、吸収力が数段よくなる


本、セミナー、その他自分を高めるために必要なことに自己投資を惜しまないこと。自己投資をし 、勉強を続ければ 、その時点ですでに世界のトップ 2 0 %にいる。(8:2の法則)。その中で半分以上を目指せば、簡単に世界のトップ10%には到達する。また、価値のある情報はやはり有料なことが多いので、無料のものを沢山とり入れて時間を無駄にするよりも、良いものに投資した方がいい。

現在の自分は過去の蓄積で収入を得ている。自己投資したことの大半は 、必ず数年後にそれ以上のリタ ーンとして返ってくる。

今日 、自己投資しなければ 、 5年先 、 1 0年先が危ない

 


第2章 勉強時間を捻出する方法
日常のルーティン業務を素早く終わらせること。「この仕事を 1時間で終わらせる 」というように仕事の処理時間を先に決めると、集中してこの時間を過ごすことが出来る。

勉強をする行為自体が大切なのではなく 、体調のいい状態で 、集中して効率よく知識を吸収することが大切。疲れたときに無理して時間を伸ばすのではなく、休んでまた集中した状態を続けよう。


第3章 勉強に集中する方法

「集中力が高い状態の時に勉強をして 、集中力が低いときには勉強は避けるべきだ 」そのために 、生理的に 「気持ちいい 」状態作りは欠かせない。お風呂に入る。お腹を軽く満たす。眠気を飛ばす。色々な生理的気持ちいいがある。


そして、脳は疲れないということを理解する。疲れているのは目や肩や腰などの部位であり、脳は飽きているだけ。インプットやアウトプットする情報の種類が違えば脳は疲れないので、時間を決めてやることを変えたらいい。だから「集中力が落ちてきたな 」または 「飽きてきたな 」と感じ始めたら 、即刻勉強を中止する。

第4章 短期集中型・長期計画型の勉強法

短期集中型勉強のコツは 、自分の活動を対策勉強のみに集中すること。それ以外のことは生きるための時間以外何もしないという、覚悟を決める。


そして。勉強中に避けられない感情がある。それは孤独感。自分が勉強する理由を明確にし 、目標をきちんと設定することです 。資格取得や留学などの目標をしっかり持っているのであれば 、歯を食いしばって 、この感情とうまく付き合うことができる 。

 


第5章 本気の人のための英語勉強法

慣れてきたら 、ひとりごとをなるべく英語で口にしてみましょう 。

NetflixやD V Dでは英語の字幕を表示することができます 。聞いたものを見て確認できるからおすすめ。

リスニング力を上げたければ、発音の練習をすること。音の調整を学習するとリスニング力が飛躍的に向上する

今求められているスキルは平易な英文を素早く読解するスキル 。つまり 「やさしい文章を素早く 」。難解な長文に挑まなくていい。

英語をモノにするための目標とすべき年間英語勉強量は 1 0 0 0時間 。最低でも 7 5 0時間は必要 。

 


第6章 勉強を成功させるための目標設定方法

最終目標期日を設定した後に 、長期目標を設定し 、これを細かく中期目標 、さらに 1日目標と細分化するほうが 、目標を設定しやすい。この逆の方法だと 、最終目標達成の期日が延びてしまったり 、実現不可能になる可能性があるので 、おすすめできない。

中期目標 、勉強のスケジュ ールを詰め過ぎず 、 1週間に 1日か 2日くらい勉強しなくても 、達成できそうな中期目標を設定することが大切。


そして、1日目標は必ず紙に書き出す。


目標達成できない最大の理由は、期限を決めないから。期日を含めて明確に 、あなたが実現したいことを先に決める 。多くの人が目標を達成できないのは 、決断しないことが最大の原因である。目標達成ができない人たちの共通点は 、目標達成のために注ぐエネルギ ーや時間が 、今までと変わらず固定のままで 、目標達成のほうが変数になっている。



目標は紙に書き出し、毎日見れるようにする。目標を毎日読むということは 、無意識 (潜在意識 )の書き換え作業を行うことになる。無意識が変われば 、無意識が操っていたあなたの行動が変わります 。行動が変われば 、当然結果が変わります 。


第7章 勉強効率アップのための食事・睡眠

食べ過ぎない 。同じ量の食事をするなら 、 1日 3回の食事を 4回に分けるなど 、一度に大量の食べ物を胃に詰め込まない 。例えば 、朝 、 1 2時 、 3時 、 6時など 、最低 3時間は間隔を空ける 。さらに 、よく噛んで食べる 。
食事の後1時間ほどは、食事を消化するために血がお腹の方に巡ってしまう。
食事 →入浴 →勉強のように 、食事の直後に勉強の活動が入らないようにする 。

食事内容について
✦果物は人間の体にとって消化済みの食べ物 。よって 、消化の作業を必要とせず 、 2 0分程度で小腸に送り出される 。 ✦野菜は胃の消化液を必要としない 。よって 、消化器官の中が中性 、酸性 、アルカリ性でも分解が可能 。消化までは約 3時間が必要 。 ✦ご飯などの炭水化物を消化する場合は 、アルカリ性の胃液で消化する 。 ✦肉などのタンパク質を消化する際は 、酸性の胃液で消化する 。

これからみるに

朝 〜正午は 、胃に負担をかけない果物だけを食べる 。正午 〜午後 8時は 、食べ物の組み合わせを守り 、野菜とご飯などの炭水化物 、または野菜と肉類などのタンパク質を食べることすすめる (肉や魚のタンパク質は胃への負担が大きいので 、炭水化物と野菜の組み合わせがよい。)


自宅で勉強している場合などは 、勉強の合間に仮眠をすることを心がける 。休憩時間 =仮眠 、でも構わない 。別に本格的に眠る必要はなく、ベッドで 1 0分程度 、目を閉じて横になるだけでいい。寝ることで記憶は定着されていく。